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春が来ました。遺言書の話

こんにちは。岡山県中区の東岡山駅の近くで入管手続きや相続のご相談をメインに成年後見や任意後見、自動車手続きなどの業務を行っております、椎名行政書士事務所(しいな ぎょうせいしょし じむしょ)です。

 

 

また間が空いていました。

12月は、うまく時間配分ができません。

そして、今年も遺言書の書き方講座をしました。その準備をいろいろやっていました。

準備で大変だったのは、どんな人が来るかわからないこと。

法務局に預けることを前提に準備の仕方や書き方を説明したのですが、そこで出てきた私の疑問は次のようなものです。

 

  • 1,紙のサイズを知っている人はどのぐらいいるんだろう?
  • 2,コピーをとれる人はどのぐらいいるんだろう?
  • 3,縮小コピーを知っている人はどのぐらいいるんだろう?
  • 4,住民票を自分でとれない人はいるのかしら?
  • 5,法務局で自宅の登記事項証明書を取れない人はいるのだろうか?

などなどです。

 

そんな人いないだろ、というあなたは事務仕事に精通している人です。

世の中には、「紙の大きさ?そんなこと考えたこともない」という人はたくさんいます。

また、「法務局は怖そうで行ったことがない」と聞いたこともあります。

この話をいろいろな人にしていたら、事務作業の上手な方が、「コピー機で用紙サイズが選べると初めて聞きました。」と言っていたので、また悩む、、、。

 

1,2,3番は、知らないことを前提に説明をしましたが、4,5番は行った先で聞いてもらうことにして説明をしませんでした。

遺言書の例文も前回よりは増やしました。がやはりそれでは書けないという人もでて、実際に書いてもらうのは大変。

内容については、それぞれの人に合わせて決めるしかないので、自分で考えられないなら相談してもらうしかないのですが、そこをどうやって説明したらいいのか。下手に例文をたっぷり出して、こういう内容しか書けないと思われると困ると思って、文章をどうしたらいいかは相談してくださいと何度も話しましたが、なかなか相談しようという気にははならないようです。もしまた同じような講座をすることがあれば、相談に行ったほうがいいなと思ってもらえるように説明する方法を考えたいと思います。

遺言書の話はブログでもここで一段落にします。

次は、まちゼミ表町で空き家の話をするので、そちらのことを書いていこうと思います。